2021年4月追記:大幅に書き直しました。
こんにちは、管理人リリーです。サピックス4年生に通い始めて、少しずつ親子で生活リズムが整ってきました。
サピックスは家庭学習が大切です。
サピックスのテキストを持って帰って、子供一人だけで勉強・・・はなかなか厳しいのではないでしょうか。親と並走しながら進めていくことを前提に作られているなぁと強く感じています。
スケジュールやどう勉強を進めたらいいのか?サピックスの資料やオリエンテーション動画を参考にし、我が家は勉強方法がとりあえず定まりましたので記しておきます。(今後の娘の成績や負担感などを鑑みて、変更するかもしれません)
サピックス4年生 我が家の勉強方法
科目毎に復習が必須で、かつ復習の時間も限られていますよね。娘のメモだけでは宿題も把握しづらく分かりにくいので、科目ごとの宿題を毎回授業の後に全て一覧にして、バインダーに留めています。
常に宿題をするときは、この一覧を傍らに置いて、チェックしながら進めています。
基本的には朝勉強とそれ以外(放課後+土日)に分けています。
朝勉強は暗記モノや算数の基礎力トレーニングで5~10分程度です。
サピの宿題は基本的には土日、そして平日の放課後に勉強として取り組んでいます。平日の放課後は1時間かからないくらい、さらっと終わるようなものを選んでやっています。算数Aや国語Aです。土日は2教科ずつ、つまり4教科終わらせています。(土曜に理科と算数B、日曜に社会と国語Bといった具合です)
以下、各教科で気をつけている部分です。
国語Aと国語B
授業で返却されたデイリーチェックで間違えた問題は、できるようになるまで復習します。
そして、一通り終わったあとに解説もしっかり読むようにしています。丸付けは我が家では親の役目です。ただ、問題は合っていても解説はしっかり音読しておいたほうがいいかな?と思い、今は時間をかけて解説を親子で読んでいます。
分からない言葉も本当に多く、調べる必要があります。使う辞書の扱いも、娘はだいぶ慣れたように感じます。
そのうち電子辞書が活躍するかと思いますが、今は紙の辞書でじっくり取り組んでいます。
また、漢字も厳しめにチェックしています。今後も漢字を調べるときに資料があったほうがいいかなと思い、サピ漢を導入しました。
内容はテキストに載っているものと全く同じで、購入しなくても勉強はできます。が、漢字を気軽に調べられるよう、漢字の本が一つ手元にあると便利です。
まだ語彙力が足りない娘にとって、なかなか国語B(読解)は主人公の気持ちが理解しづらいところもあるようです。しばらくは暗記学習が続きますが、まずは日本語の土台作りの意味合いも込めて、しっかり取り組んでもらいます。
社会
テキストは親と確認しながら読んでいます。重箱の隅をつつくように娘に質問しながら(笑)進めるときもあります。
テキストのテーマも、今のところ娘の興味を引くものばかりで、好奇心がそそられるようなテキストでありがたいです。
デイリーステップは、朝勉強の一つとして週に3日ほど取り組むようにしています。赤シートで隠して淡々と読み進めているのですが、書けないと意味がありません。次回授業にはきちんと書けるように意識しながら取り組まないといけないねと娘には話しています。
算数A(復習)と算数B(新単元)
算数に関しては、解いて分からない問題はしっかり解けるようにしておくことを意識しています。今のところ我が家は算数が4教科の中で一番時間をかけずに済んでいます。
他の教科に比べて、親の負担が少ないです。一通り解いてもらい、丸付けを親がして、分からない問題はもう一度、という流れになってきています。
ただ、算数も割と間違えが目立つような単元も出てきています。最近だと和差算。授業中に結構間違えたねというような単元は、旦那に見てもらえる土日に持ってきて、じっくり取り組んでいます。
理科
サピックスの家庭学習は、4教科の中で理科が一番厳しいと感じています。お子さまが苦手な単元であるならば、授業を聞いてもちんぷんかんぷん、家庭学習でもなかなか進まないこともあるのではないでしょうか・・・
季節の図鑑は、親子でしっかり読み込むようにしています。理科のデイリーチェックは、この季節の図鑑から40点、前回のテキストから40点出ます。この80点分は落とさずにいきたいところです。
デイリーステップは、サピックスでは1日1ページずつ毎日やることを推奨しています。が、通塾の日もあるのでなかなか厳しいと我が家は判断しました。結局理科は土日のどちらかに音読、かくにん問題、発展問題、デイリーステップを一気にやっています。時間もそれなりにかかるので、平日放課後にやることは今後もなさそうです。
そして朝勉強にデイリーステップも取り入れ始めました。赤シートでチェックしています。
4教科の家庭学習を終えてみての感想
4教科、一通りサピックスで学んできてもらいました。
関連記事>>サピックス新4年生通ってみた感想。まず親子で慣れることから
娘がまだサピックスの板書に慣れていないというのもありますが、授業でやったことを娘が書いたメモ(テキストに殴り書き)を見返しても全然復習にならず、親子で一から勉強しているような状態です。
ただ、コロナの影響なのか、サピックスのマイページで授業内容が一定期間公開されています。しっかり動画を作りこんでいる印象で、これなら娘が風邪等でお休みの日があっても全然問題なさそうです。むしろ授業で理解できないところがあったら、きちんとこの動画を見て理解を深めるべきではないかとも思いました。
関連記事>>サピックス 動画配信はいざというとき頼りになりそう
我が家は今のところ、娘が分からないところがあったらすぐに対応できます。ただ、これが親も分からないような難問(特に算数、理科)だったりすると、サピックス授業後の質問教室を利用したり、家庭教師や個別に頼らざるを得ないんでしょうね。
家庭学習時間や取り組む時間のバランスについて
今のところ家庭学習時間の比重としては
算数:国語:理科:社会=2:6:3:2
くらいかなぁと。
ちなみに、親の負担度としては、丸付け部分も含めて考えると
算数:国語:理科:社会=1:5:3:3
算数「1」の負担度は、今現在は丸付けの負担のみだからです。1年先取りをしていたZ会のほうがハードでした。
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サピックスに関してはまだまだ序の口の問題ばかりですので、娘がもし分からない問題が出てきたとしても「説明してもちんぷんかんぷん」という状態にはならなそうです。
そして国語「5」の負担度なのは、今暗記や解説を読むことにとても時間を割いているからです。
今までZ会での学習で国語は取り組んでいませんでしたし、他の教科でも娘は暗記をする必要がありませんでした。今は覚えることが沢山で、かつ、文章を読んだり解説を読んだりとどうしても時間がかかってしまうので「5」としました。
通塾自体はとても楽しみにしていて、知っている友達と通えることを喜んでいますし、同じクラスの新しいお友達もできたようで、話した内容を嬉しそうに教えてくれます。学校と同様、塾ももちろん楽しい方がいいと思っているので、親としてとても嬉しいです。
暗記や基礎力トレーニングは朝の習慣になっています。どの教科でもミスはもちろんするのですが、間違えた問題をもう一度という姿勢は今までと変わりありません。
勉強というものは穴を見つけてそこを埋めていく作業だと常日頃言っています。間違えたからやりたくない、苦手だからやりたくないという気持ちをなるべく持たせないように心がけているので、この声掛け効果が少しでも出てくれるといいなぁと思います。
まとめ
次のクラス分けは3月の組分けテストです。娘が今のクラスにいることができるのであれば、このやり方・かける時間が娘に合っていて、問題ないものだと判断できると思います。
まだまだ我が家も試行錯誤の身でありますが、その時その時のベストを考えて二人三脚、いや、三人四脚の気持ちでいきたいものです。
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