サピックス 親の負担は大きい?大変というのは本当なのか

こんにちは、管理人リリーです。

サピックスに入塾してから早4ヶ月が経とうとしています。塾ありきの生活にも親子で慣れてきました。

さて、サピックスに入塾する前に気になっていた「親の負担」

どこの中学受験用の塾でも大なり小なり親の負担は必ずあるもので、特にサピックスは他の塾より親の負担が大きいのではないか?子供より大人の方が音を上げてしまうのではないか?と、入塾前に不安になっていました。

実際通い出してみると、親子で上手に配分できているのではないかなと思っています。

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サピックス 親の負担は大きい?

サピックスに関して、私達親がやっているのは以下の通りです。

①丸付け全般
②間違えた部分、分からなかった部分のあぶり出し、説明
③教材のコピー
④授業の準備
⑤健康管理

詳しく説明していきます。

①丸付け全般

我が家では丸付けは基本的に親の仕事です。最近では算数の基礎トレは「丸つけちゃうね~」と娘が終わってすぐに丸つけしていますが、他の宿題の丸つけは私と夫がやっています。

我が家は丸つけを親が全て引き受けて、娘にはその空いた時間で読書・テレビ・Youtube・ゲーム・友達と遊ぶ等、好きなことをしています。学年が上がってくるとこの好きなことをする時間がなかなか捻出できない日も増えてくるはずです。時間のあるうちに好きなことをしながら充実した日々を過ごしてほしいなと願っています。

②間違えた部分、分からなかった部分のあぶり出し、説明

間違えてからが本番です。間違えたり分からなかったところが自分の穴、その穴を埋めていく作業が勉強だと私は思っています。特に算数はミスの種類を親子で考えます。どんなミスだったのか分かると、どう声掛けすべきなのかが分かります。

関連記事>>中学受験 算数のミスが多いときはどうする?親として見極めたい4つのミスパターン

国語、理科、社会の記述の問題は、丸つけ自体は私がしているのですが、記述だけは娘が自分自身で直しています。丸写しするだけでも、どんな答えにするのが正解だったのか?を理解してくれたらいいなと思っているからです。

③教材のコピー、テキスト管理

我が家は漢字は繰り返し練習します。その週の漢字の問題をコピーして朝勉用に置いています。

また、理科のデイリーステップは毎回コピーして、赤シートで消えるペンで答えを書いて、ファイルに入れています。

テキストをそのまま切り取って使用してもいいのですが、ファイルに入れたときに順番がごちゃまぜになってしまうのが嫌で・・・今の所コピーを取っています。

また、間違えた問題はマンスリー確認テストや復習テスト前に見直すので、こちらもコピーして使います。これも親の仕事です。

自宅にB4サイズのプリントもコピーできるプリンターを購入しました。今大活躍中です。

そして、毎回の授業で持って帰ってくる大量のテキストの管理も親の仕事です。マンスリー確認テスト、復習テストが終わると、一度テキストもまとめて整理してしまっておきます。ただ、今後の組分けテスト前等は一度引っ張り出して確認するかもしれません。

④授業の準備

前日または当日の朝にサピックスに行くときのリュックの準備は私の仕事になっています。それぞれの教科のファイル(一つの授業に対し、一つのファイルを用意しています)、早く着いて時間が余ったときにやる「理科または社会のデイリーステップ」、筆箱を持たせています。

以前社会の授業で絶対に持って行かなくてはならないアトラスを入れ忘れたことがあります・・・娘がせっかくデイリーチェックで100点を取ったのにシールが貰えないという残念なことが起こってからは、行く寸前に娘がリュックの中の持ち物確認しています(笑)

⑤健康管理

無理のないスケジュールを組んで健康管理をすることは親の勤めです。我が家は特に睡眠を削らないような生活になるように心がけています。

受験も大詰めの6年生になると、少し寝る時間は遅くなるかもしれませんが、今のところ寝る時間を削ってまで勉強はしないようにしています。塾の日は少し寝るのが遅くなってしまいがちですが、普段は9時半には消灯するようにしています。

また、4年生ならまだまだ遊ぶ時間もきちんと確保しておきたいところ。幸い近所に遊ぶお友達が多いので、塾のない日の放課後は帰ってきたらランドセルを置いてすぐに外に出て、自宅付近で遊んでいることが多いです。そろばんを辞めたことで、他の習い事に時間をかける必要がなくなったのも遊べる時間がある一つの要因です。

サピックス 親が大変というのは本当なのか?

こうして見ると、①~⑤の中で一番負担になりがちで大変と思うのが②「間違えた部分、分からなかった部分のあぶり出し、説明」でしょう。

そもそも娘があまり分からない問題がないというのもありがたいのかもしれません。また、分からない問題があっても我が家は夫が元塾講師ですし、算数・理科はお手の物。超難問でなければ、どんな問題でも教えることが出来ます。

娘も夫を頼りにしていて、分からなかった算数の問題は「土日にパパとやる」と言っています。私も娘と一緒にテキストを見る時間的な余裕があるので、夫婦共々、②があまり負担にならずにここまで来ています。

我が家とは逆に、

中学受験の勉強を教えるのが厳しい
仕事、育児で時間の余裕がない

方だと、サピックスは大変と感じてしまうでしょう。

サピックスの授業だけで中学受験の勉強が理解できるのはほんの一握り。各教科1時間ずつの授業で、あとは家庭学習にお任せ、というのがサピックスのスタイルです。フルタイムでお仕事をされていたりすると、つきっきりでいつも勉強を見ているわけにはいかないですよね。また、下にお子さんがいることでもまだまだ時間の余裕がないご家庭もあると思います。

とは言えど、子供にできることはしてあげたいと思う気持ちは当然ありますよね。そうすると限られた時間の中で無理やり色々こなす必要が出てきて、親の負担が大きいと感じてしまう方も多いのではないでしょうか。

親の負担が大きい、大変と思うことがあれば、いっその事外注してしまうのも一つの方法です。

中学受験はあくまでも一つの手段でしかなく、そこで終わりではありません。中学受験が終わっても家族はまだまだ一緒に過ごしますし、家族関係の悪化につながるような中学受験ならば、しない方がマシです。

おじいちゃんおばあちゃんの手を借りてみたり、またお金を出して塾の送り迎えをお願いする・家庭教師を雇う、等できることはまだまだあります。

>>中学受験専門プロ講師の中学受験個別指導塾ドクター

親の負担が大きいと思っている方がいらっしゃいましたら、一人・または夫婦で頑張り過ぎず、他に頼ってみることをおすすめします。

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