こんにちは、管理人リリーです。
サピックスの4年生は週に2回通塾します。1時間×3つの授業が2日間あって、あとは家庭学習です。サピックスには自習室がないので、授業と質問教室以外は家で学習することになります。
我が家では計画的に家庭学習をできるように、親がある程度スケジュール管理をしています。
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まぁ、スケジュールとは言っても、何曜日に何をする、という風に決まっているわけではありません。あくまでも娘主体で何をやる、と決めてもらうようにしています。土日の家族の予定にも左右されますし、娘の気分で「今日は理科やっちゃうわ~」という時もあります。
でも、サピックスの家庭学習が終わらない場合はどうすればいいのか?こんな時は親子で焦ってしまいますよね。サピックス歴3カ月強の私・管理人リリー目線で考えてみます。
サピックス 家庭学習が終わらないときに親子で見直したいこと
家庭学習が終わらない、というのは大きく分けて二つの原因があります。
②苦手な問題でなかなか理解できずに進めない
それぞれ見ていきましょう。
①無理なスケジュールで、時間的に問題がある
サピックス以外に予定を詰めすぎていませんか?
4年生になると当然ながら学校に拘束時間も長くなり、帰ってくる時間も遅くなります。通塾の日以外、サピックスの勉強に充てる時間は十分確保していますか?
ダラダラとテレビをつけて家族で見るのが習慣になっていませんか?
本人が「続けたい!辞めたくない!」というけれど、上達がなかなか見込めない習い事、何とか整理できませんか?
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基本的には、1週間の中で家庭学習が終わるように、親がスケジュール管理をしてあげることをお勧めします。
まだ9~10歳、自分で1週間の予定を組むことはとても難しいです。
ただこのお年頃になると、こまごまとした干渉は嫌がられるんですよね~。なかなか親の言うことを素直に聞けなくなってきます。だけどまだまだ家族の支えが必要な時期で、小学4年生はとても難しいお年頃だな、と娘を見ていて思います。
娘は今のところ割と素直で、親子関係も良好です。私がみっちりスケジュール管理をしてもいいと思うのですが、それはやめています。
α1にいて、自分できちんと勉強しないとキープし続けることはできないと分かっているようなので、進んで勉強する姿勢が身に付き始めているように感じます。
また、約4年続けたそろばんを辞めて、時間に余裕ができたのも、我が家が毎週家庭学習をきちんと終わらせることが出来ている一つの要因です。
関連記事>>習い事 そろばんの辞め時とは。そして約4年続けて思うこと
予定が何もない日があると心にも余裕ができます。家庭学習もきちんと終わらせることができるし、余った時間は自分の好きなことができる、近所のお友達とも遊ぶことが出来る、いいことづくめです。
②苦手な問題で、なかなか理解できずに進めない
苦手科目・苦手問題に時間を取られてしまうこともあるでしょう。
苦手意識というのは厄介です。苦手という気持ちがあるだけで前向きな気持ちで勉強するのはなかなか難しいことだからです。時間をかけても、頑張っても、なかなか全然テストで点が取れない、苦手意識がさらに増す、そしてまた時間をかけても・・・という悪循環に陥ってしまいがちなんです。
努力しても報われないことが定常化してしまうと、どうしてもやる気の低下につながってしまいますので、できれば避けたいところ。
中学受験での4年生の学習はまだまだ序盤で駆け出しレベルです。5年生になると、特に算数や理科は学習内容がグーンと難しくなり、量も多くなります。
とは言えど、分からない問題が出てきたらそのままにしていませんか?テストで間違えた問題は、できるように復習していますか?
サピックスの学習はスパイラル、今理解していなくても次学習するときに理解できればいい、そんな風に思っている方も多いのではないでしょうか。ただ、その場で理解できない問題は、早めにクリアしてあげると後々ラクです。
我が家はその週で分からない問題を作らないことを意識しています。その週その週の間違えた問題、なかなか覚えられない問題をクリアできるようにする、そうするとスパイラルで次学習するときには特に問題なく学習することができ、さらに難しい問題にも挑戦することが出来ます。
サピックスの質問教室も上手く利用していきましょう。4年生の今の時期なら、まだそこまで利用する子は少ないです。少し帰る時間は遅くなりますが、分からない問題をそのまま放置する方が今後に響きます。
そして、その科目でなかなか理解できないときは、テキストをもう一度見て理解を深めたり、関連動画を見たりするのもおすすめです。
我が家は、特に理科の単元でなかなかイメージが掴めない、または動画を見るとイメージしやすいものに関しては積極的にNHKの動画を利用しています。
托卵、という言葉がよく分かっていなかった娘と一緒に見たのがこの動画。
>>カッコウの托卵 | NHK for School
電磁石の単元の時、リニアモーターカーの仕組みは動画で見たほうが分かりやすいかな、と思い、一緒に見たのがこの動画。
>>リニアモーターカーのしくみ | NHK for School
今はネットに様々な情報があふれています。とは言えど、子供が自分で探し出すのは時間がかかってしまいますし、脱線してしまう可能性大でおすすめできません。大人が必要な情報が抜き出して一緒に見てあげると、理解が深まるでしょう。
また、算数の問題が苦手、という場合。ミスが多いのなら、親子でミスの原因を考えるのも大切です。
>>中学受験 算数のミスが多いときはどうする?親として見極めたい4つのミスパターン
そして、それでもなかなか家庭学習が終わらない・・・親子でできることはもうすでにやっている・・・という場合は、宿題となっているテキストの範囲をサピックスの先生に相談してみましょう。
今α1にいる娘も、家庭学習は毎回先生から「ここをやってきてね」と指定があり、基本的にはその指定された部分のみをやっています。以前の話なのですが、理科の発展問題は「難しいからやらなくてもいいよ」と言われたときもありました。
解けない難問に時間をかけるより、解ける問題をどんどんこなしていく方が身につくこともあります。せっかくサピックスに通っているのですから、プロである先生方のお知恵もお借りしながら、積極的に活用していきましょう。
まとめ
我が家は中学受験をする!と決めたものの、できればラクに楽しく、そして志望校に合格したいと思っています。(私が)
親子でラクに楽しくできたら、つらい時があっても、なんとか乗り越えられるのではないかなと。親が少しだけ子供のお手伝いをしてあげることで家庭学習が少しでも進むのならば、積極的に寄り添ってあげてほしいです。