中学受験 算数のミスが多いときはどうする?親として見極めたい4つのミスパターン

こんにちは、管理人リリーです。

サピックスに通い始めて1ヶ月が過ぎようとしています。娘もサピックスありきの生活に慣れつつあり、同時に気になることも出てきました。

その一つが、「算数のミス」

娘もミスしてしまったー!とショックが大きく、できればミスを少しでもなくしてあげたいところです。

親としてどんなことをしたらいいのか?心構えも含めて、私が思う算数のミスについて詳しく書いておきます。

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中学受験 算数のミスが多いときはどうする?

親としてできることは、まず感情的に子供に接しないことです。そして、どんなミスなのか?原因を把握して、子供に伝えてあげることです。

こんな声かけしてませんか?感情的に子供に話してもあまり効果はありません。

またこんな間違いしちゃったの?

全然出来ないね

○○ちゃんはできてると思うよ(他人と比べる)

これじゃあ、アル1に残れないよ

子供も好きでミスをしているわけではありません。当然、子供はバツは欲しくないのです。マルが欲しいのは皆一緒です。

ミスをしてしまうのは注意力に欠けていると言ってしまえばそれまでなのですが、むしろこの時期にミスが出ていて対策・改善できるなら喜ばしいことだと思います。

5~6年生になると、問題の難易度も上がり、こなさなければいけない量もぐんと増えます。時間にまだ余裕のある4年生の時点での問題点は、時間をかけて丁寧に対処していくべきです。

ではどういうミスがあるのか?算数のケアレスミスと一言で言っても、複数種類がありますね。

子供が一人で把握して対策することは難しいのではないでしょうか。親が見極めてあげられれば、次からこうしてみようと提示しやすく、場面ごとに適切な声掛けもできますね。一つ一つ見ていきましょう。

①転記ミス

これは娘が今一番やってしまっているミスです。

・問題そのものの数字を、筆算に直すときに間違えて書いてしまっている
・答えを出したのに、その答えの数と違うものを解答欄に書いてしまっている

こちらは娘のサピックスの算数、計算コンテストの一部です。せっかく出した答えと書いている答えの数字が違う・・・

この場合は、丁寧に写すことを心がけてもらうのが一番です。

今はスピードは気にしなくていいよ、数字を書くとき・うつすときに丁寧に取り組もうね!

娘はこのミスが最近続いているので、本人にしっかり把握してもらいました。そして、デイリーチェックや基礎力定着テストの際にきちんと点数が取れた時も、「丁寧に書けたね!」と、ミスをしなかったことを褒めるようにしています。

②数字をきちんと書いていないせいでのミス

娘は「0」と書いたつもりでも、私には「6」に見えることが多々あります。最後書き切るところでつながってないからです。

計算中、少しでも早く!と気持ちが焦ってしまうと数字をきちんと書くことを疎かにしがちです。誰でも文句なしに丸がつけられるよう、誰でも読める字を書くことが大切です。

丸付けをするのは他人。今まで頑張ってきたことが数字が汚いからバツになっちゃうのはもったいない!誰でもわかるような、読める数字を書こうね!

③消しゴムで消しきれていない

計算中に間違えて消しゴムで消すとき、しっかり消せてない場合に起こるミスです。

筆圧が強い子は特にしっかり消さないと前の文字が残ってしまいがちですよね。また、あまりいい消しゴムを使ってないと消しきれていないことが多いなと娘を見ていて思います。

消しゴムはきちんとしたのを使おうね!しっかり消してから書き直そう!

余談ですが、我が家は鬼滅の刃を子供に見せていません。が、やはり学校で話すのかキャラクターは一応知っている娘。こないだもらった禰豆子の消しゴムが気に入っていて使っていましたが、使いづらい&消しにくい・・・それでも使い続けようとしている娘でした。可愛いとか流行ってるとかで文房具を選ぶのではなく、使いやすさで選んでほしいなと母は思っています(笑)

④計算ミス

「4×6=27」
「15÷3=6」
「筆算のときに繰り上げていない、繰り下げていない」

などなど、単純なかけ算・割り算・筆算の計算ミスの場合は、もしかすると基礎固めができていないのかもしれません。

掛け算、割り算、筆算は今のうちに計算ミスをなくしておきたいところです。サピックスでも計算コンテストや基礎力トレーニングで日々取り組むものですが、もし計算ミスが多いなと思うお子さまなら、1日1枚計算プリントをやるなど、基礎の強化をしてもいいかもしれません。

まとめ

大抵の中学校の算数入試は、最初に計算問題が出るところが多いのではないでしょうか。

最初の計算問題の対策は、サピックスに限らずどの塾でも行いますし、どの子も皆仕上げてきます。ミスなく必ず点数を取ることが必要です。

となると、4年生のうちにミスが多発しているのならば、今のうちに対策しておきましょう。今なら時間もたくさん確保できるし、親も目が行き届くことが多いのではないでしょうか。

改善できるミスがほとんどですので、親子で丁寧に取組んで少しでもミスをなくしていきたいものですね。もちろん、ミスがなかったとき・なくなってきたとき、褒めてあげることもお忘れなく♪

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